ベリーA

ベリーAというのは、ぶどうの品種で、新潟県頸城郡北方村の川上善兵衛さんが、ベリーとマスカットハンブルグをかけあわせてつくられた品種になります。

 

正式には、マスカットベリーAと1940年に名付けられました。川上さんは、日本のワインブドウの父と呼ばれた人で、アメリカブドウのラブルスカ種ベリーにヨーロッパブドウのヴィニフェラ種マスカットハンブルグを交配し、誕生させた黒ブドウが、ベリーAです。1940年に公表されて以来、全国各地で栽培されるようになったブドウです。

 

甘みも酸味も控えめなくせのない風味であることから、そのまま食べてももちろん良く、また、ワインの材料にも向いているブドウとしても重宝されています。西日本を中心に栽培されているブドウで、これまで人気品種としてスーパーなどにも沢山並んできました。

 

しかし、近年は様々な品種が登場したこともあり、ベリーAが店頭に並ぶ量はかなり少なくなりました。

 

ベリーAは、果粒が黒に近い紫色の大粒のブドウで、皮は厚くて食べる時は皮を剥くか出す必要があります。果肉は表面が赤紫色で、果肉自体は薄い黄緑色をしています。今日では、ベリーAは、国産赤ワイン用ブドウ品種として最も多く作られています。

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